壺坂電機の製品を知って頂くために測定の請負サービスや、暗室スペースや測定器の貸出サービスを開始しました。実際に測定をした様子や、使用事例を掲載しています。

測定設備

  • 暗室(W×H×D)3.0×2.5×3.0[m]
  • ミーティングルーム
  • 各種測定器

測定サービス

ベイリンググレア指数(フレア率)の測定

ISO 9358に則り、レンズのベイリンググレア指数を測定します。強い輝度が周囲にある中で、どこまで輝度0の対象物を輝度0と映せるかを測定します(レンズ内での乱反射具合等を評価します。)積分球の内部を反射率の高い素材で塗装し発光します。撮像部分は輝度0となるよう光トラップ機構となった箇所があり、対象のレンズに合わせて輝度0となる径を変えます。真っ白な状態での輝度(白体輝度)と、輝度0となった輝度(黒体輝度)の比を測定します。 弊社所有のデモ測定器は光源の切替が可能です。

  • 可視域用=高演色LED
  • 近赤外用=850nm-NIR-LED
  • 主に使用する測定器:LFM-1
レジストインキのコントラスト測定

コントラストテスタ「CT-1」を使用してインキの塗布されたガラスサンプルのコントラストを測定します。サンプルの最低輝度と最高輝度の測定によって消光比(コントラスト)がわかります。

サンプルの挿入されていない状態で0.1cd/m^2 対 光源の輝度(500~3000cd/^2)に調整した後サンプルを挿入し、輝度を測定します。輝度計はCS-2000やLS-100を使用します。輝度計の種類によっては、コントラストの他、x,yも取得します。

弊社までお越しいただき測定するほか測定サイズに合わせたサンプルをお送り頂く形でも測定可能です。

レンズの周辺光量比測定

レンズの比像面照度(周辺光量落ち)を測定します。積分球型の光源を使用することで画角の広いレンズにも対応できるようになりました。

測定されるデータは、光量の最大を100として%で表示されます。レンズマウントがご用意できれば、比較的小型なCCTVレンズ程度から大きめの交換レンズまで測定可能です。

拡散面輝度の測定

発光面の輝度を測定します。LEDパネルや蛍光体など面で発光しているものに対して接触、又は非接触で輝度を測定します。

他社製輝度計を用いた測定も可能です。

ストロボ測定

キセノンやLEDを使用した発光を測定します。最高照度や照度と時間の積分値(lx・sec)といった値に算出する他、発光波形を表示することも可能です。複数の受光部を使用することで発光のムラを測定することも可能です。

暗室環境

横3m×奥行3m×高さ2.5mの暗室環境を提供します。輝度測定や分光測定など外光の影響を無くして測定されたい方にお勧めします。

使用事例

面照明の配光測定

弊社光源VLB-500LEDの照明としての性能を調べるため照度分布測定を行いました。受光部のそれぞれの間隔は50cmとし、光源と受光部の距離を50cm,100cm,200cmと変更して測定しました。定常光を測定していますが、1秒毎の照度を10回取得し平均化しています。

一眼レフのシャッター秒時測定

一眼レフカメラの先幕・後幕ともにメカシャッター機構のシャッター性能を測定しました。1/10,1/100,1/1000,1/2000で測定を行いました。露出時間はある場所にて光が入った時間(=露出時間)を表示しています。先幕・後幕それぞれの幕走行時間、10回連続でレリーズした時の露出時間と幕走行時間の繰り返し精度を表示しています。

スマートフォンのストロボ測定

スマートフォン数機種のストロボ発光時の中心光量及び光量分布を測定しました。受光部の距離はスマートフォンに対して1m離し、受光部の間隔は25cmとしました。発光分布について受光部を田の字に配置しておりそれぞれの受光部の最高照度の分布を表示しています。照度lxの表示と、最高照度点を100%とした時の%表示をしています。光量は照度×時間の積分値を表しています。基本的には最高照度の分布と変化はありませんでした。
繰り返し安定性は10回連続で測定した時の光量の変化を表しています。露出は一定になるよう環境を整えて測定しており、この光量が安定しているほど撮影される画像の明るさも安定すると考えられます。