今回はコラムのような書き方をしてみます。
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SOL-600-01T05を代表とする弊社の擬似太陽光照明
お客様は太陽光をお金を出して買っているとも言えます。
仮にですが、農作物の生育に擬似太陽光照明を使う場合
作物の売値より諸費用がかかってしまってはマイナスです。
そこで簡単に電気代を計算してみました。
製品型式 | およその消費電力(W/h) | ① 12時間での電気代 | ② 1週間での電気代 | ③ 1か月での電気代 | ④ 1年間の電気代 |
ハロゲンランプ(例) | 320 | 69.2円 | 483.8円 | 2,072円 | 25,228円 |
SOL-600-01T05 | 160 | 34.6円 | 241.9円 | 1,036円 | 12,614円 |
SOL-100-01D05 | 65 | 21.1円 | 147.4円 | 631円 | 7,686円 |
※27円/kWhで計算(全国家庭電気製品公正取引協議会が設定する目安)
いかがでしょうか?
ハロゲンランプは参考です。ワッテージによります。
弊社のこの2機種は高照度を意識した設計なのでLEDにしては消費電力が高いと思います。
次はどのくらいの範囲を、どのくらいの照度で照らせるかを考えます。
SOL-600-01T05はレンズを装備しているので、照射距離(照明から対象までの距離)に対しての照射範囲と照度が出ます。
1m先で 直径36cmの範囲内を 16000~32000lux程度 で照らす事ができます。
2m先で 直径76cmの範囲内を 4300~8700lux程度 で照らす事ができます。
3m先で 直径118cmの範囲内を 2000~4000lux程度 で照らす事ができます。
リーフレタスを育てると仮定すると
・光補償点が2,000 lux程度 ※1
・光飽和点が30,000~40,000 lux程度 ※2
・生育期間は3か月程度(発芽は4,5日)
・株間は30cm程度
という事なので、SOL-600-01T05を使って2m先から照らす事とします。
5株くらいは行けそうです。
それで計算すると・・・
電気代だけで3108円、1株当たり621円!
う~む、高い!
SOL-600-01T05は農作物の生育用途で設計されたわけではないので
どうやら対応するにはアレンジが必要なようです。
実は植物等の生育向けに設計したランプユニットも製造しています。
ベースはこれです
TSLSシリーズ
カスタム・アレンジ承っております。
お気軽にお問い合わせください。
※1 光補償点:植物が光合成をするときに排出する酸素と、吸収する 二酸化炭素との出入りが完全に釣り合うときの光の強さ
米2 光飽和点:植物の光合成する時の速度が速くなる限界点での光の強さ