カメラ趣味の1つの分野、チェキのように手軽に楽しめる分野としてデジタル全盛の今でもフイルムカメラが生み出されています。
弊社ではフイルム、インスタントカメラの試験機「AEテスター 7PEシリーズ」を長年製造しておりますが
この度大幅リニューアル、モデルチェンジしました!
【試験機の目的】
カメラの機能であるAE(自動露出)機能の検査に使用される機械です。
デジタルカメラの場合は画像を簡単に取得できるのでこの測定器は不要ですが
フイルムカメラの場合には、画像を簡単には取得&評価できないため、この測定器が必要になります。
【試験機の構成】
この測定部の他に以下が必要です。 ・カメラフイルム面に装着する受光部とカメラ置台 →カメラ毎にフイルム室の形状が異なるため、都度設計します・確かな明るさで発光するKIDOBAKO(要は面光源) →面内の輝度均一性が高く、AE試験機と通信制御できる事! |
KIDOBAKOの例 型式:LSB-1010WCRI |
【基本的な使い方】
①検査するカメラを受光部に取り付ける
②レンズ前端、及びカメラのAEセンサー部がKIDOBAKOの発光面を睨むように配置する
③発光面が輝度Aの時にシャッターを切る。測定。
④発光面の輝度をAの2倍にしてシャッターを切る。測定。
③、④のデータから基本的な露出設定が適正かどうかや
光量が変化した際の露出設定の変化が設計値通りかを確認できます。
もちろん、露光時間も測定表示しますのでシャッターの動作テストも行えます。
【本題はモデルチェンジしたということでした】
ということで・・・
このAE試験機がこの度リニューアルしました!
従来機:7PE-330シリーズ
新型式:7PE-2000シリーズ
これまで製造していた7PE-330シリーズは初期設計は30年以上前!
小型化され、表示部がカラーLCDとなり、操作系も見直されています。
すでにカメラメーカー様へ供給しております。
ご興味のある方はお問い合わせください。