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RealMTFは日本放送協会様の協力もとアストロデザインで開発されたソフトウェアIP-8030を使用した測定ソフトウェアです。

システム概要

カメラの空間解像度特性を示すMTFをリアルタイムで多方向同時に測定できるシステムです。
入力されたエッジ映像を分析し、レンズからカメラの信号処理に至る、撮像システム全体の解像度特性の評価に最適です。
8K、4Kなどの高解像度な映像にも対応しております。

システムの基本構成

・ソフトウェア「RealMTF」 Model : IP-8030
・PC
・映像入力デバイス
・チャート
・チャート用面光源、照明
・光源やカメラの固定部、位置調整機構

特徴的な操作性、機能

多様なパターンに対応できるROI設定 ROIの形状を任意に設定でき、さらにROIを回転させることができます。 また右図のように多方向かつ複数のROIを同時に設定し、測定できます。
多方向MTF測定 レンズ、カメラ側のフォーカス、アイリス、ズームを変えながら連続的な測定が行えます。
OETF測定 壷坂電機製のKIDOBAKOと接続する事で、カメラのガンマ補正を測定します。 測定結果を元にLUTを作成し直進性のある映像とする事で正しいMTF測定を可能にします。

測定メニュー

映像入力

様々なカメラ・インターフェースに対応
・Blackmagic Design社デバイスを用いたSDI/HDMI入力
・GenICam規格マシンビジョンカメラ
・Vision Research社 Phantom ハイスピードカメラ
・USB接続によるデジタルカメラの制御と映像取得
・画像ファイルのオフライン測定

正確な測定に必要な照明環境

壷坂電機製の面光源や照明装置、これらを組み合わせ合わせた測定ベンチを提供致します。

技術的背景・資料

NHK放送技術研究所　様
NHK技研R&D 2020年 秋号 報告03　【リアルタイムMTF測定システムの開発】

アストロデザイン株式会社　様
IP-8030/IP-8030-MV　製品説明

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